ストレス社会における社会問題の解決策として心理カウンセリングは有効な手段のひとつです。
ストレス社会といわれる昨今、様々な社会的要因から人々は過度のストレスにさらされ、結果、自殺、いじめ、幼児虐待、育児放棄、家庭内暴力、離婚など、多くの社会的問題が発生しています。こうした状況下において、「精神的健全さ」を取り戻す有効な手段である心理カウンセリングが日本においては理解不足から一般的に普及していないのが現状です。また、心理カウンセラーの絶対数は先進諸外国に比べてかなり不足し、その養成を図る環境整備も遅れているため、社会的な心理カウンセリングに対する多大なニーズがありながらもその期待に応えきれていないのが実状なのです。
より円滑な心理カウンセリング活動を行うために、高度な知識・技能を有する心理カウンセラーを認定し、社会的立場の統制を推進していきます
近年心理カウンセリングに対する急激なニーズの高まりと同時に、市民が安心して心理カウンセラーを選択し心理カウンセリングを受けるために、心理カウンセラーの統制が必要であると考えます。そのために内閣府の設立認証を得て活動している公益性ある当協会が定める認定基準に基づき心理カウンセラー認定資格試験を実施し、心理カウンセラーとしての資質と知識・技能を認定します。これは心理カウンセラーの社会的立場の確立と同時に、精神的健全さを取り戻すための有効手段である心理カウンセリング文化の普及・定着につながり社会に貢献できるものと信じております。

事業名 内容 実施予定 予定場所 対象者の範囲
心理カウンセリング事業 様々な理由で心にストレスを感じている人に対して心理的問題解決に関する心理カウンセリングを催す。 年間3回 事業所、集会施設、公共施設、福祉施設、学校、企業 不特定多数の個人・団体
心理カウンセラー
育成事業
当法人が心理カウンセラー養成講座を開催し、十分なスキルを持った次代の心理カウンセラーの育成を図る。 年1回・40コマ
(週2時間・全80時間)
事務所、集会施設、
公共施設、福祉施設、
学校、企業
不特定多数の個人

心理カウンセラー
資格認定事業

当法人が定める認定基準に基づき心理カウンセラー認定資格試験を実施し、心理カウンセラーとしての資質と知識・技能を認定する(6種類)。 年間6回 事務所、集会施設
公共施設
協会が定める
受験資格を
有する個人
心理カウンセリング技能
向上研究会事業
心理カウンセリングの知識・技能を向上させるためにその意見交換や研究会を行う。 年1回 事務所、集会施設
公共施設
不特定多数の
個人・団体
 

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